現在プレミアリーグで2位につける好調リヴァプールにまさかのニュースが飛び込んできた。

リヴァプールのホームスタジアム、アンフィールドの拡張計画がストップされる恐れがあると『Daily Mirror』が伝えている。

アンフィールドのキャパシティは現在約4,5000人。これを6,0000人規模にまで増長させる建設工事がすで計画されていたが、その行く手を阻みかけているのはなんとコウモリの存在だった。

なんでもアンフィールドの近辺には天然記念物のコウモリが生息しているようで、改築工事によりコウモリの生態を脅かす可能性があると自然保護グループが意見書を提出。天然記念物の生態については法律で厳しく保障されているようで、リヴァプール側はこの種のコウモリの生態を守る解決策をリヴァプール市議会に示さなければならないのではないか、と記事は伝えている。

このコウモリは昨シーズンの最終節QPR戦(2013年5月13日)でも確認されており、どうやらアンフィールドの屋根付近に生息しているのでは?との推測もある。

リヴァプールはこれまで、資金不足により新スタジアムおよびスタジアム拡張の計画を数回頓挫してきた過去がある。6,0000人規模のスタジアム建設はクラブの収益を考える上でも重要な要素であり、今後の行方に注目が集まっている。

ちなみに、コウモリは英語で「Bat」。一昨シーズン、試合中のアンフィールドに突如猫が現れ、「Anfield Cat」の愛称で多くのファンから愛されたのは記憶に新しい。動物に愛されがちな、素敵なアンフィールなのであった。

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