今季セリエA第8節までを終えて、3勝1分4敗でリーグ11位と順調とは言えないシーズンのスタートとなったウディネーゼ。指揮官のフランチェスコ・グイドリン監督は、22日の記者会見にて現在のチーム状況についてコメントした。
「これまでに我々が残してきた結果は、重要な目標を達成するにあたり、決して十分ではないし、早いうちに改善しなければならない」
「このチームが3位~5位に辿り着こうとした場合、(順位的に)とても離れてしまっている。しかし、我々が地に足を付けていれば状況は変わる。我々は勝ち点40という目標のために戦わなければならない」
「それほど多くはないがサン・シーロ(でのミラン戦)でポジティブな兆しを目にした。(チームの)混乱はない。フットボールでは常に何かを証明しなければならない」
●アンドレア・ラッザリについては?(8試合すべてに出場、先発は5試合)
「彼は非常に良いアイディアを持っている。また試合をよく理解している。彼は他の皆と同様にもっとよくなる必要がある」
●あなたのチームは、信頼関係が欠如していますか?
「いいや。絶対にそんなことはない。このチームは偉大なことを成し遂げられ、選手たちは私が何をしたいのかが分かっている」
●ロベルト・ペレイラについては?
「彼は一週間、懸命に準備したのでミラン戦でのメンバーに値した。中盤で良い仕事をしたし、私は選手らに対し相応しくない役割、ポジションでは起用しない」
●勝ち点40という目標は、何人かの選手たちにとっては物足りない目標にならないか?
「私はそうは思わない。彼らはこの3年間ロッカールームに書かれたその目標を見てきている」
●このスカッドが力不足なことを示していると思わないか?
「このチームがいい状態で戦った場合、相手がどんなチームであっても苦しめることができる。私はチーム状態が分かっている。そして、ミラン戦での敗北後に批判を受けていることもわかっている」「ウディネーゼはウディネーゼなんだ。ミランを負かすことが当たり前のはずはない」
●ポジティブな面として(ブラジル人DF)ナウドのパフォーマンスがあるようだが?
「彼はよくやっている。彼はまじめでプロフェッショナルだ」
●DFと言えばベナティアが、対戦相手として初めてウディネにくるが?
「モロッコ人DFは我々とともに成長し、(今夏)熱意に満ちてローマへ行った。彼は固く強い」 「ローマはピャニッチやフロレンツィなど全てが組み合わさった、質と量を兼ね備えた完璧なチームだよ」
●あなたは(ローマ戦へ向け)ゲームプランの変更を検討している?
「(MFでもFWでもプレーできる選手が多いので)我々は多くのゲームプランをうまく使いこなすことができる」