フリーキックのスペシャリストであるデイヴィッド・ベッカムに、衝撃の事実が判明した。

日本でも若い女性から人気のあるキャラクター「ケアベア」のぬいぐるみが彼のFKの上達に一役買っていたというのだ。英国紙『Daily Mail』が伝えている。

「何万回、いや何十万回と練習したね。地元の公園に行ってボールをセットし、メッシュのワイアーを狙って蹴っていたよ」

ベッカムは幼き頃の練習風景をこう語る。ふむふむ、ここまでは確かに頷ける話だ。続きを聞いてみることにしよう。

「お父さんが帰ってくると、一緒にゴールのある所まで行ってね。お父さんはいつも、僕とゴールの間に立つんだ。そうやって、僕にカーブをかけさせようとしたんだよ。見ていた人は、おかしいと思っただろうね。
日が沈んでも、僕らはそこに通い続けた。公園の周りの住宅から洩れる灯りを頼りに練習したんだ」

父との二人三脚ぶりが伝わってくる微笑ましいエピソードである。ベッカムの精度の高いキックの陰には、やはり絶え間ない努力があったのだ。

・・・しかし、問題はここからである。

「家に帰っても、練習は続けたよ。でも、家の中じゃボールは蹴れなかったから、妹の寝室にあったケアベアのぬいぐるみを蹴って、練習していたんだ。
お母さんは僕が狂ったんじゃないかと思っただろうね(笑)けれど、僕はそれだけサッカーを愛していたんだ。そうせずにはいられなかったんだ」

その発想はなかった・・・!

女性のハートを射抜きまくったあのベッカムが、まさか女性に人気の「ケアベア」のぬいぐるみを蹴っていたなんて!パンチの効いた過去のエピソードにも、クールに語るベッカムなのであった。

ちなみに、「ケアベア」はこんなにキュートな熊ちゃんたち。雲の上の国に住んでいるらしい。

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