こんにちは、「駒場野」こと中西です。いつもQolyを通じて、私のコラムをお読み頂きましてありがとうございます。
今回は、現在の国立競技場と、2019年からの新国立競技場について、皆さんのご意見やご希望をお聞かせいただきたいと思います。
10月10日、この問題でのシンポジウムの前日に、「『槇文彦氏による新国立競技場への問題提起』からの意見」 をこのQolyで書かせて頂きました。いつもにも増しての長文でしたが、日本を代表する建築家の槇氏やその同調者の意見に対して、ささやかながらサッカーファンの視点からの評価と指摘をさせていただきました。いろいろなご意見もいただきましたが、多くの皆さんにお読みいただきましたことにも感謝しています。
さて、私のコラムの翌日、10月11日に槇氏らによるシンポジウムが開催され、会場に入りきれなかった集まった300人以上の観衆と多くのマスメディアでにぎわいました。そしてザハ・ハディドによる現在の建設案に多くの問題がある事が報じられ、見直しへの動きが始まっています。
そして11月7日、槇氏を発起人に、建築家を代表とした25人の発起人と69人の賛同者により「新国立競技場に関する要望書」が下村博文文部科学大臣や猪瀬直樹東京都知事、翌日には河野一郎日本スポーツ振興センター理事長に提出されました。
これを受けて、私も先月のシンポジウムからこの要望書までのまとめを書こうと考えています……今度こそ身を削って書きます(苦笑)。
そこで、Qoly読者の皆さんにも改めまして、現在の国立競技場についての意見と、新しい国立競技場についての希望を広くうかがおうと思います。それもぜひ使わせて頂きながら、次の週末に書きますので、どうかよろしくお願いします。
注:
この「要望書」とその付属資料の全文は、建築関係のポータルサイト、「World-Architects.com」内のニュース記事で読む事ができます。
「文部科学大臣、都知事らに提出された「新国立競技場に関する要望書」の全文」
http://world-architects.blogspot.jp/2013/11/nationalstadium-news2.html
日経BP社の「ケンプラッツ」には、文部科学省での記者会見の模様が報じられています。
「新国立競技場に「待った」、槇文彦氏らが要望書を提出
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20131108/639450/?P=1
また、関連して「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」が組織され、建設再考への要望書への賛同人を募っています。
http://2020-tokyo.sakura.ne.jp/index.html
【編集部注】ご意見などは、中西さんのTwitterやFacebookの方へ宜しくお願い致します。
筆者名: 駒場野/中西 正紀
プロフィール: サッカーデータベースサイト「RSSSF」の日本人メンバー。Jリーグ発足時・パソコン通信時代からのサッカーファン。FIFA.comでは日本国内開催のW杯予選で試合速報を担当中。他に歴史・鉄道・政治などで執筆を続け、「ピッチの外側」にも視野を広げる。思う事は「資料室でもサッカーは楽しめる」。
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