11月19日、ジブラルタル代表チームは新たなUEFAの加盟国となって初めての親善試合を開催した。スロバキアを相手に守備力を発揮し、0-0のスコアレスドローに持ち込んだ。

ジブラルタルの本拠地であるヴィクトリア・スタジアムは5000人収容という規模で、UEFAの基準を満たしていないことから、来年から行われるEURO2016予選では使用できない。

今回はその代替として使用する予定のアルガルヴェ・スタジアム(ポルトガル。女子の大会で有名なアルガルヴェ・カップの会場として知られる)を開催地に選び、スロバキアとの親善試合を行った。

なお、アルガルヴェ・スタジアムの収容人数は30002人。ジブラルタルの人口は30000人弱なので、理論的には国民全員が観戦できる大きさである。

試合はもちろん力量に勝るスロバキアのチャンスが多い展開となったが、アマチュアやセミプロ選手が殆どを占めるジブラルタルも、MOMを獲得したダニー・ヒギンボザムを中心に水際でピンチを凌ぎ、ゴールを割らせなかった。

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