昨夜行われたエヴァートン対リヴァプールのマージーサイドダービー。絶対に負けられない戦いは序盤から激しい点の奪い合いとなった。

試合開始5分、左サイドからのCKをコウチーニョが決めてリヴァプールが先制。好調リヴァプールが幸先良いスタートを切る。しかし8分にはエヴァートンも負けじとセットプレーから同点に追いつく。ロス・バークリーが競り合って落としたところに詰めたのはケヴィン・ミララス。早々にホームのエヴァートンが同点においつた。19分にはリヴァプールのエース、ルイス・スアレスがFKを直接叩き込む。低い弾道で壁の外側を巻くビューティフルな一撃でアウェーのリヴァプールが再びリードを奪った。

後半に入るとエヴァートンは待望の同点弾。ロメル・ルカクの強烈なFKをリヴァプールのGK、シモン・ミニョレが弾くと、こぼれ球を繋いで再びルカクへ。チェルシーからローン移籍中の怪物FWが見事に決めて再び試合を降り出しに戻した。その後にリードを奪ったのはホームのエヴァートン。ミララスの左CKからニアでルカクがヘッド。エヴァートンはこの試合初めてのリードを奪う事に成功した。しかし、試合は終わらない。89分、右からのFKをスティーヴン・ジェラードが中に放り込むとニアで合わせたのはダニエル・スタリッジ!リヴァプールが土壇場で追いつき、熱戦に終止符が打たれている。

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さて、そんな最終的に3対3の引き分けに終わった激闘において、エヴァートンのケヴィン・ミララスとリヴァプールのルイス・スアレスが激しい接触プレーをした事が話題となっている。

34分、ミララスはスアレスに対して完全にスパイクの裏を見せた激しいチャージを敢行!

スアレスが上手くかわしているが、非常に危険なチャージ。退場でもおかしくないプレーだが主審はイエローカードを選択した。

そして後半、スアレスはお返しのハードタックルを敢行!

こちらもミララスがジャンプして交わしたが、前半の仕返しと捉えられてもおかしくないスライディングタックルだ。

試合ではミララスもスアレスもゴールを奪う活躍を見せたが、ダーティなタックルは選手を怪我させるリスクや試合を壊すリスクもあるだけに、あまり歓迎できたものではないだろう。

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