12試合で34得点というリーグ最高の攻撃陣を擁しながら、ここまで4位に甘んじているマンチェスター・シティ。
失点数の12は決して多い数字ではないが、カーディフやアストン・ヴィラとの対戦では先制しながら逆転負け。タイトル奪還のためにはこういった試合を絶対に無くさなくてはならないだろう。そうした中、頼りになる男が再びチームへ戻ってきた。
言わずと知れたシティのキャプテンで2011-12シーズンのプレミアリーグMVP、ヴァンサン・コンパニ。27歳のベルギー代表センターバックは今季たびたび負傷で戦列を離れており、現在も7節のエヴァートン戦で痛めた太ももを治療中。ようやく今週チームの練習に合流し、さっそくこんな華麗な足技を披露している。
そのまま「やべっち」の宿題になりそうな難易度の高いリフティングを成功させ、カメラに向かってアピールするコンパニ。
マヌエル・ペジェグリーニ監督によれば今週末のスウォンジー戦のメンバーには入らないが、来週はプレーできるのではないかとのことである。マンチェスター・シティは12月にサウサンプトン、アーセナル、リヴァプールといった上位陣との対戦を控えているだけに、キャプテンの実戦復帰をチームの誰もが待ちわびているに違いない。