マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム、オールド・トラッフォードの命名権料にはおよそ29億円の価値があると、英国メディア『Independent』が伝えている。

Old Trafford (interior), Manchester United

現在、多くのクラブがスタジアム命名権を企業へと売却し、多額の資金を獲得しているプレミアリーグ。アーセナルやマンチェスター・シティ、ニューカッスル・ユナイテッドなどがその筆頭であり、命名権を売却したクラブの総額は年間7500万ポンド(およそ126億円)にも及ぶ。

マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアムであるオールド・トラッフォードには現在命名権の売却の予定はないが、もし仮にこれを行使するとなれば、年間1693万ポンド(およそ28.5億円)の価値があると、記事では伝えられている。

ちなみに、11/12シーズンにマンチェスター・シティが命名権料は年間1823万ポンド(およそ30.7億円)であり、命名権の価値自体はエティハド・スタジアムがわずかに上であるとの分析がされている。

今回の分析を行ったアメリカのマイク・ウィーバー氏によると、「ヨーロッパのコンペティションに每年出場しリーグの上位を占める6クラブが、リーグ全体の命名権料の80%を占めている」とのことで、「プレミアリーグの命名市場は、ユニフォームのスポンサー市場と比較するとまだ小さい。しかし、年間総額7500万ポンド(およそ126億円)の額は、プレミアリーグクラブの収支のよる貢献が大きい」とコメントしている。

なお、同記事による分析結果は以下の通り。

▼プレミアリーグクラブにおける、推定されるスタジアム命名権料

1位 マンチェスター・シティ:1823万ポンド(30.7億円)
2位 マンチェスター・ユナイテッド:1693万ポンド(28.5億円)
3位 アーセナル:675万ポンド(11.4億円)
4位 リヴァプール:606万ポンド(10.2億円)
5位 トッテナム・ホットスパー:576万ポンド(9.72億円)
6位 チェルシー:545万ポンド(9.19億円)

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介