クラブ・ワールドカップ準決勝で南米王者のアトレチコ・ミネイロを破り、開催国代表からの決勝進出という偉業を成し遂げたラジャ・カサブランカ(モロッコ)。

大会開幕をわずか数日後に控えていた12月6日に監督に就任したファウジ・ベンザルティ氏もこの結果によって評価を高め、現在代表監督に推す声も高まっているという。

彼はFIFA.comのインタビューに対して、「ずっとチームを信じていた」と明かすとともに、決勝戦に向けては「もう一度全力で戦う」と話した。

FIFA.com

ファウジ・ベンザルティ ラジャ・カサブランカ監督

「私は、大会が始まってからずっとこのチームを信じていた。彼らは非常に才能があるからね。彼らは、素晴らしい選手を備えているアトレチコ・ミネイロを相手に、すべてのエリアで優れたパフォーマンスを見せた。

我々が決勝戦に進むことが出来たのは、決してアクシデントではない。ハードワークの結果なんだ。私は信じられないようなサポートをしてくれたファンに感謝したい。それらは我々にとって非常に重要なものだった。その代わり、彼らに幸福な時間を与えたいと思っている。

今やらなければならないのは、バイエルン・ミュンヘンとの決勝戦に向けた準備の前に、出来るだけ早く回復することだね。彼らは昨季三冠を達成した素晴らしいチームだ。またチームにフィロソフィーを叩き込んだグアルディオラという偉大なコーチがいる。

しかし、我々は確信と自信を持って決勝戦に臨む。もう一度、全力を尽くしてね」

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