ユヴェントスとマンチェスター・ユナイテッドが選手のトレードについて話し合っていると『Tuttosport』が報じている。

1月のマーケットのオープンが近づき、サッカー界では多くの選手に移籍の噂が飛び交っているが、昨季のセリエAとプレミアリーグの王者がトレードを検討しているという。ユヴェントスはユナイテッドのポルトガル代表、ナニを、ユナイテッドはユヴェントスのモンテネグロ代表、ミルコ・ヴチニッチに興味があるようだ。

今シーズンのナニはプレミアリーグでわずか5試合のスタメンに留まっており、同じウィンガーの役割を与えられているアシュリー・ヤング、アントニオ・バレンシアと共に放出候補となっている。ユナイテッドはプレミアリーグで苦戦が続いている事から1月のマーケットで巻き返しのための補強を行うと考えられており、ストライカーからワイドアタッカーまでこなせるヴチニッチに大きな関心を抱いている模様。

ユヴェントスは今季もセリエAをリードする存在だ。チャンピオンズリーグのグループステージで敗退してしまったため、セリエA3連覇は彼らにとって絶対に逃すことのできない目標である。今季はローマやナポリ、そしてインテルなどがユヴェントスの3連覇に待ったをかける存在であり、是非とも補強してライバルの追跡を抑えたいところだが、チャンピオンズリーグ敗退の影響により大きな投資は行いづらいとも報じられている。ユヴェントスとナニは今までに何度も移籍の噂が浮上した関係だけに、ヴチニッチを提供することでナニを獲得できるのであれば、大きな投資を行わなくても済むため、セリエA王者にとっては魅力的な話かもしれない。

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