12月23日、シドニー・モーニング・ヘラルドは「セントラルコースト・マリナーズは、ニュージーランド代表MFマイケル・マクグリンチーをベガルタ仙台に放出する代わりに、上海東亜からFWバーニー・イビニ=イセイを獲得する」と報じた。

先日から報じられているマイケル・マクグリンチーのベガルタ仙台への移籍。今季セントラルコースト・マリナーズを率いていたグラハム・アーノルド監督に呼ばれる形で日本へと向かうことが決定的な状況となっている。

フィジカル系の選手が多いニュージーランドの中ではゲームを組み立てる役割を担う選手で、中盤であればどのポジションでもプレーできる万能MF。

記事によればマクグリンチーのレンタル料はおよそ70000ドル。マリナーズはこの資金を費やして、1月に上海東亜に移籍した元オーストラリアU-20代表FWバーニー・イビニ=イセイを獲得するという。

バーニー・イビニ=イセイは1992年生まれの21歳。ナイジェリア出身であるが少年時代にオーストラリアに移住し、セントラルコースト・マリナーズの下部組織を経てトップチームに昇格。11-12シーズンにレギュラーとして活躍し、7ゴールをあげて注目を集めた。

今年1月には中国超級リーグの上海東亜に移籍金65万ドル、契約期間6年という条件で加入。しかし、ホームシックに苦しんだことや父が死亡したこともあり、10試合出場ノーゴールと活躍できず、オーストラリアへの復帰を希望していた。

先日はシドニーFCが彼の獲得に向けて交渉に臨んでいると報じられていたが、マクグリンチーの貸し出しによって65000ドルのレンタル料を確保できた古巣への復帰が決まったとのこと。

なお、以前の報道によれば、上海東亜は65万ドルの移籍金を分割で支払うと主張しており、セントラルコースト・マリナーズが適切な額を受け取っていないことから、契約を解除できる可能性があると言われていた。

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