現地時間19日に行われたプレミアリーグ第22節で、マンチェスター・ユナイテッドを下したロンドンの雄、チェルシー。

試合はエトーの移籍後初となるハットトリックもあり3-1と勝利したが、試合後、『Sky Sports』のインタビューで微笑ましい光景が見られたとのこと。

スペインやイタリアで長くプレーし、自身もフランス語圏のカメルーン出身のエトー。

そんなエトーはまだ英語のスピーキングに自信を持てていないようで、インタビュアーからの質問にフランス語で返答。

これに困ったインタビュアーをジョン・テリーに通訳をお願いし、テリーもこれを笑顔で受諾。

また、チェルシーでの生活を尋ねられた英語はまたしてもフランス語で返答し、、テリーがこれを「エトーはとても幸せだってさ。あと、JT(テリーの愛称)はベストなチームメイトだって!(笑)」と適当ながらもユーモアある翻訳術を見せた。

なお、英国メディア『Mail Online』では「もしテリーがイングランド代表に招集されなかったら、テリーはエトーの通訳の仕事をしにブラジルに行くかも知れないね」とブリティッシュ・ジョークをかましている。

ジョン・テリーといえば、女性問題や人種差別発言疑惑など何かとメディアを賑わせるイメージもあるが、並外れた人格者としても知られている。エトーの抱擁から、テリーがチェルシーというチームでいかに存在感ある選手であるかも窺い知れるだろう。

微笑ましいエトーとテリー


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