Jリーグは29日、新たに創設される「明治安田生命J3リーグ」の2014シーズン開幕戦カードを発表。注目のJリーグ・アンダー22選抜についても概要が明らかとなった。(下はチームのエンブレム)
対象となるのは、「J1またはJ2クラブとプロ契約し、JFA登録している選手で、1992年1月1日以降に誕生した、日本国籍を有する選手」。
J1およびJ2のクラブに所属している選手の中から登録選手を選出し、当該選手の所属元クラブの同意を得た後にJリーグへ届け出。エントリー期間は1月3日~3月28日と7月18日~8月15日の2回となっており、当然のことながらU-22選抜に登録されても所属元クラブの選手登録は抹消されない。
監督は川崎フロンターレの元監督で、その後は同クラブの育成・普及部長やU-17日本代表コーチ兼U-18日本代表アシスタントコーチを務めていた高畠勉氏。選手は通常クラブで練習し、J3リーグに出場する場合は、試合に合わせてその都度集合。試合終了後に解散し、所属クラブへ戻る。
J3のオフィシャルパートナーであるadidas(アディダスジャパン)が提供した、U-22選抜の2014ユニフォーム。
ホーム(1st)は、近い将来、日本のサッカー界を担うであろう選手たちの大きな可能性を表現した白を採用。背中の一本線を見てもわかる通りadidasの最新テンプレートを使用しており、Jリーグのチームで言えば松本山雅の色違いである。
アウェイ(2nd)は、Jリーグロゴに使用されている赤を基調としたデザイン。全試合がアウェイでの戦いとなる環境下で勝利を目指し、最後まで戦い抜く決意が込められているとのことだ。そう、U-22選抜はホームがないため、すべての試合をアウェイで行う。
GKモデルは、オレンジのホーム、グレーのアウェイという組み合わせ。なお、胸は空白だが、ユニフォームの背中、袖、パンツにはそれぞれJ3のオフィシャルパートナーであるスカパーJSAT、日本航空、日本スポーツ振興センターのロゴが入れられている。
J3の開幕は、3月9日(日)。記念すべき開幕戦のカードは以下の通りとなった。
町田ゼルビア vs 藤枝MYFC (町田市立陸上競技場)
Y.S.C.C.横浜 vs ブラウブリッツ秋田 (ニッパツ三ツ沢球技場)
SC相模原 vs ツエーゲン金沢 (相模原ギオンスタジアム)
ガイナーレ鳥取 vs グルージャ盛岡 (とりぎんバードスタジアム)
AC長野パルセイロ vs 福島ユナイテッド (未定)
FC琉球 vs JリーグU-22選抜 (沖縄県総合運動公園陸上競技場)
リーグ戦は3回戦総当り(※3回目の対戦はどちらかのホーム)、計33試合が行われ、試合の登録選手は16名。外国籍選手は2名+Jリーグ提携国枠1名で、J1・J2と大きく異なる点として、交代選手が5名まで認められる。
気になるJ2昇格の条件は、上位2位以内。U-22選抜が2位以内に入った場合は3位が繰り上がるようだ。
そして、J3側の上位クラブがJ2ライセンスを保有している場合、J2下位と入れ替え対象となり、原則としてJ3の1位が自動昇格(J2の22位が自動降格)、J3の2位はJ2の21位とホーム&アウェイの入れ替え戦を戦う。
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