2月18日、AFP通信は「リールへの移籍が許可されなかったセバスティアン・コルシアは、再びソショーに100%を捧げると話した」と報じた。
今夏ソショーからリールへと移籍することを決めたセバスティアン・コルシア。
しかしその後、フランスリーグに所属するクラブの経営状況を監視するDNCG(Direction Nationale Du Contrôle De Gestion)によって、リールが雇用するには給与が高すぎるとして移籍を許可しない旨の通達が出され、控訴も認められず白紙となった。
コルシアは夏にもリヨンへの移籍が破談になっており、今回も経済的な問題に振り回されるという不運に見舞われることになった。
AFP
セバスティアン・コルシア
「自分の頭の中では、100%ソショーの人間だと思っている。皆とても温かく迎えてくれた。とても良いグループにいたものだと思った。全く問題はないよ。これは、自分の専門分野であるピッチの中以外で起こったこと。
僕はいつも自分の道に失望を抱いてきたけど、何も落ち込んではいないよ。ただただ前に進みたい。ソショーの挑戦を助けるという心が、自分のモチベーションになる。6月まで、このクラブに全てを捧げるつもりだ。
(チャンピオンズリーグを狙うクラブから、残留を争うクラブに戻る。その違いは難しいものにならない?)
それもフットボールの1部だよ。疑問を持ちたくはない。二週間フィジカルトレーニングしかしていなかったから、早くピッチに戻りたいよ。これは刺激的な挑戦だ。ソショーが二部に降格するのを横目で見ながら退団したくはないからね。
(来年はリールへ?)
そうだね。来季はリールに参加したいと思っている。移籍には良いタイミングだし、心はいつもリールと共にある。ただ、そうなるかならないかは、そのときにならないと分からない。どうなるかは6月になるのを待たないとね」