2月21日、ヴァンガード紙は「誘拐されていた元ナイジェリア代表DFチケルウェ・イヨエニョシの父親が、腐乱死体で発見された」と報じた。
チケルウェ・イヨエニョシは1999年ワールドユースやシドニー五輪に帯同した経験を持ち、トルコのリゼスポルやギリシャのアステラス・トリポリでプレーした選手。
彼の父親ジェームズ・イヨエニョシは昨年11月25日には犯人グループによって誘拐されており、身代金150万ナイラ(およそ95万円程度)が要求されていた。
チケルウェ・イヨエニョシとその家族は身代金を支払ったものの、ジェームズが解放されることはなく、より多くの金銭を要求されたという。
そして昨日、アナンブラ州の東にある地域ウムレリで、ジェームズ・イヨエニョシ氏の腐乱した遺体が発見されたとのこと。
犯人と見られる男4名は既に逮捕されており、「身代金を受け取った後、より多くの金銭を要求した際には、彼が死ぬとは思わなかった。死体は茂みに運んで捨てた」と話しているという。