ここ2試合3ゴールと絶好調のハーフナー・マイクがまたも結果を残した。

現地時間8日に行われたオランダ・エールディビジ第27節のNACブレダ対フィテッセ。1-1と同点で迎えた前半25分、フィテッセの日本代表FWハーフナー・マイクが勝ち越しゴールを決める。

左サイドのクロスをしっかりと合わせ、3試合連続となる今シーズン9点目をゲット。

5日に行われたニュージランド戦のメンバーから外れ、これで日本代表には昨年10月を最後に遠ざかっているハーフナー。シーズン中盤の不調が大きく響いている形だが、柿谷曜一朗、大迫勇也の2人がFWの軸に固まりつつあるなか、柿谷の発熱により追加招集を受けた同タイプの豊田陽平もJリーグ開幕からゴールを量産しており、5月の最終メンバー発表に向け厳しい立場は依然として続いている。しかし弱点も多い一方で他の誰にもない“強み”を持つ選手だけに、このままシーズン最後まで調子を維持すれば逆転でメンバー入りする可能性も決して少なくないだろう。

いずれにせよあと1ゴールで二桁、昨シーズン記録した11ゴールにはあと2ゴールに迫っている。残り7試合。アヤックスとの勝ち点差が開いており、チームの優勝はやや難しい状況となっているが、海外での自己記録をきっちりクリアしてチャンピオンズリーグ出場権内の2位以上を確保し代表発表にも備えて欲しいところだ。

試合はハーフナーの決勝点により1-2でフィテッセが勝利。3連勝で暫定2位に浮上した。

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