差別に対する罰則が、世界的に強まっている。

今月12に行われたUEFAチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン対アーセナル戦。この試合で起きた出来事について、バイエルンに対してスタジアムの一部封鎖の裁定が下るようだと、英国『Telegraph』が伝えている。

この試合ではバイエルンの一部のサポーターが対戦相手のメスト・エジルに対して同性愛者を意味する言葉に加え、そのことを侮辱するイラストが描かれた横断幕をピッチに向けて掲げ、大きな波紋を読んでいた。

記事によると、バイエルンのホームスタジアムであるアリアンツ・アレーナのセクター124というエリアが、来月9日に行われるUCL準々決勝マンチェスター・ユナイテッド戦で閉鎖されることになるという。

セクター124

この試合で閉鎖されるのは、おそらく赤い部分。

なお、バイエルンのサポーターに制裁が下るのは今回が初めてではない。

同じくこのアーセナル戦では「Say No to Racism!?Say Yes to Kosovo!!!(人種差別にノーなら、コソボの独立にイエスを!)」という政治的な横断幕も掲出されており、UEFA(欧州サッカー連盟)から10000ユーロ(およそ141万円)の制裁金が科されている。

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