4月5日、『Skysports』は「トッテナム・ホットスパーのティム・シャーウッド監督は、フランス代表GKウーゴ・ロリスを放出する考えはないと話した」と報じた。
現在プレミアリーグで7位となっているトッテナム・ホットスパーは、来季のUEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得できない可能性が高くなっている。フランス代表GKウーゴ・ロリスについては他のクラブが補強のターゲットとしているとの報道もあり、退団の可能性も示唆されてきた。
しかし、シャーウッド監督は「1億ポンドでも出さなければ放出はない」と断言。守護神に対しての確固たる信頼を明かした。
Skysports
ティム・シャーウッド
「ロリスは周囲でナンバーワンのゴールキーパーだよ。もちろん、誰もが彼を必要としている。クラブも、彼を売り払おうという誘惑には駆られることはないと確信しているよ。
彼は世界トップレベルのゴールキーパーの一人だ。もし誰かが彼に1億ポンドを提示するくらいのことがなければ、彼が離れることはないだろう。
それはギャレス・ベイルを販売するという誘惑を引き出したくらいのものだ。同時に、彼は進歩するためにレアル・マドリーに移籍したがっていた。
ロリスは何が出来るか、人々は知っている。素晴らしいキーパーであることを知っている。もしワールドカップでフランスに悲劇が訪れたとしても、彼を見る目が変わることはないだろう。皆が彼の力を認識できるはずだからね。
彼は私にクラブを離れたいと言ったことはない。そんな素振りすらも見せたことはない。
ロリスはいつも全ての力を捧げている。だから、選手にも、ファンにも支持されているんだ」