4月8日、オーストラリア・Aリーグのニューカッスル・ジェッツは「元イングランドU-21代表FWマイケル・ブリッジスが、今季限りで現役を退く」と発表した。

マイケル・ブリッジスは1978年生まれの35歳。1999年から所属したリーズ・ユナイテッドで若くして活躍。CLベスト4などの結果を残し、“ヤング・リーズ”の一員として世界に名を轟かせた選手。

奇しくもそのときに同僚であったハリー・キューウェルも、今季限りでの引退を表明している。

しかし彼は、その後移籍したニューカッスル・ユナイテッド、ボルトン・ワンダラーズで全く活躍できず、キャリアは20代半ばにして下降線を辿り、以降は主に2部以下のクラブでプレーした。

そして2009年にニューカッスル・ジェッツに移籍。一時期はレギュラーとしてプレーしていたが、徐々に怪我も多くなり、近年はスーパーサブ的な立場となっていた。

クラブ公式

マイケル・ブリッジス

「プロフェッショナルとしてプレーするに当たって、私は頂点にいるところも、谷底に沈んでいるところも見せてきたよ。

感謝したいのは、私のキャリアは幸運にも周りにとても助けられてきたということ。私はその一瞬一瞬を愛し、大事にしてきた。

サッカーをして生きていくチャンスを持っているということが、当然だと考えたことはない。その道のりの中で得た全ての経験に感謝したいと思う。

私はジェッツで素晴らしい5年間を過ごしてきた。ここにいる間に出会った全てのファン、チームメイト、スタッフを誇りに思う。

誰もが私を歓迎していることを感じさせてくれた。そして今、ここはもう自分の故郷だと言うことが出来るよ。

金曜日、ハンター・スタジアムで選手として戦う最後の試合を楽しみにしている。上手くいけばチームの勝利に貢献できるだろうし、プレーオフ進出圏内に入ることも可能だろう」

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