ローマのアタッカー、アデム・リャイッチに移籍の噂が浮上している。シーズン終了後に去就を検討するようだ。

セルビア代表のリャイッチは昨年の夏にフィオレンティーナからローマに移籍。23試合に出場し、5ゴールを奪いセリエAで2位につけるチームに貢献している。リャイッチ本人はローマで絶対的なレギュラーではなく、先発機会が少ないことから退団の可能性があることを示唆した模様。

22歳のリャイッチは2009年の1月にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定し、シーズン終了までパルチザンに残留していたが、同年の12月にユナイテッドは正式契約を結ぶオプションを破棄。2010年1月のユナイテッド加入は破談に終わっている。

リャイッチ本人は『Sky Sports』で以下のように語っている。

「最近はあまりプレーできていないけど、フットボールはそういうものだ。コーチが誰をプレーさせるか決めるんだよ。自分の全てを捧げてきたし、よくやったと思う」

「プレーするためにここに来た。まだ5試合残っている。その後に落ち着いて話し合う時が来るだろう。そしてどんなアクションがベストか探ってみるよ」

リャイッチに興味を持つクラブとしては、リヴァプールやミランの名前が取り沙汰されている。共に昨年の夏に移籍先候補として浮上していた。

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