大型補強を続けるPSGがマンチェスター・シティのMF、ヤヤ・トゥレを今夏のターゲットにリストアップしているようだ。『Le10Sport』が報じている。先日のリヴァプール戦で負傷しワールドカップ出場も危ぶまれたトゥレだが、約2週間の離脱になることが発表され事無きを得ている。
プレミアリーグ屈指のMFとして名を馳せるコートジボワール代表に注目しているのは、数々の大型補強で移籍市場の主役となっているPSGだ。30歳となったトゥレは今季もエティハド・スタジアムで素晴らしい活躍を示し続けており、給与も欧州屈指である事からクラブを離れる可能性はかなり低いと見られている。もちろんシティとしても経済的な理由でトゥレを売却する必要はなく、マヌエル・ペジェグリーニ監督としても放出することのできないキープレーヤーだ。
しかし、ローラン・ブラン率いるPSGはトゥレの給与を支払う事が可能なクラブであり、円熟期を迎えたトゥレが新しいチャレンジを欲した場合に獲得が可能な数少ないクラブの1つである。これまでにもミランからチアゴ・シウヴァ、ズラタン・イブラヒモヴィッチを引き抜き、昨年はナポリからエディンソン・カバーニ、ローマからマルキーニョスを高額の移籍金で獲得している。不可能を可能にするだけの資金力がPSGにあるのは間違いない。
トゥレは2010年の7月にバルセロナからシティに加入。プレミアリーグ制覇に貢献し、FAカップとリーグカップも獲得している。今季は多くのゴールを奪っており、プレミアリーグ3位となる18ゴールを奪っている。