マンチェスター・ユナイテッドがバイエルンのMF、ハビ・マルティネスの獲得目指していると『Football Direct News』が報じている。

バイエルンがマルティネスを獲得したのは2012年の8月に遡る。3300万ポンドの移籍金でビルバオから移籍するとクラブの主力として3冠制覇に大きく貢献した。しかし、今季就任したジョゼップ・グアルディオラの下では出番を得るのに苦戦。バイエルンはブンデスリーガを圧倒的な強さで制しているが、マルティネスがスターティングメンバーでプレーしたのはわずか11試合と出番が制限されている。

まだ25歳と若く守備的MFとして世界的に高い評価を得ているマルティネスだが、来季以降の出番もそれほど増えないと予測することは容易だ。元アスレティック・ビルバオのスペイン代表がワールドカップ終了後に移籍の決断を下すことは充分あり得るだろう。

獲得を狙うと噂されているマンチェスター・ユナイテッドは昨年の夏から中盤の補強の必要性を強く報じられており、デイヴィッド・モイーズの愛弟子であるベルギー代表MF、マルアヌ・フェライニを獲得した。しかし、フェライニはチームにフィットせず、獲得したモイーズもクラブを去っている。高い守備力が売りのマルティネスはうってつけの人材といえるだろう。

なお、マルティネスにはユナイテッドだけではなくバルセロナも興味を示しているといわれている。バルセロナは先日補強禁止処分の一時的な見送りが決まっており、今夏は補強に動くことが可能となっている。カルレス・プジョルの退団が決定していることを考えると、センターバックでもプレー可能なマルティネスは是非とも迎え入れたいはずだ。

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