ディエゴ・シメオネ監督に率いられ、リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグで主役を演じているアトレティコ・マドリー。来夏の補強プランとしてアーセナルのストライカー、オリヴィエ・ジルーの獲得を検討しているようだ。

アトレティコはリーガ・エスパニョーラで35試合を終えて勝ち点88で首位。2位のバルセロナとは勝ち点4の差をつけており、1試合少ないレアル・マドリーとの勝ち点3の状況にある。ジエゴ・コスタは27ゴールを決めて得点ランキングでリオネル・メッシと並ぶ2位。首位のクリスティアーノ・ロナウドとは3ゴール差とチームを牽引してきた。チャンピオンズリーグでは準決勝の1stレグをチェルシーと戦い0-0のドロー。ロンドンでの2ndレグで決勝進出を賭けて戦う状況にある。

躍進中のアトレティコだが、エースのジエゴ・コスタの来季以降の去就は不明だ。チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が気に入っているという噂が頻繁に流れている。アトレティコはこれまでにもエースFWを高額移籍金で売却してきた歴史がある。フェルナンド・トーレス、セルヒオ・アグエロ、ラダメル・ファルカオらを高額で売却し、代わりとなる選手を売却益で獲得してきた。今回、ジエゴ・コスタを放出した場合の後釜としてジルーの獲得に動く可能性があると『Daily Mail』は報じている。

今季のジルーは絶好調だ。序盤戦はチームを牽引する活躍をみせており、ルーカス・ポドルスキやセオ・ウォルコットが負傷離脱した穴を埋めている。アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督としてはストライカーの層が薄いだけに手元に残しておきたい選手だが、レアル・マドリーのカリム・ベンゼマの獲得に動くともいわれており、状況次第では売却もあり得るかもしれない。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい