4月29日、『Vanguard』は「有罪判決を受けたシンガポールの八百長シンジケートが、ナイジェリアとホンジュラスの2010年ワールドカップ出場を支援したと主張している」と報じた。

この主張を行っているのは2011年にヘルシンキで逮捕された、シンガポール出身のラジ・ペルマル被告。世界中の八百長ネットワークの一員であったとされる彼は、ジャーナリストと共に出版した本において、ナイジェリアとホンジュラスのワールドカップ予選突破を支援するとともに、本大会の準備を行うための資金を援助したと書いたという。

記事によれば、ペルマル氏はナイジェリアの試合の一つで3選手の買収を行うとともに、最終節ではモザンビークに10万ドルのボーナスを約束していたという(モザンビークはチュニジアに勝利し、その結果ナイジェリアの通過が決まった)。

彼は司法取引で当局との協力を約束しており、シンガポールの大規模な八百長シンジケートが南米やイタリアを含めた世界中の試合で買収を行い利益を得ていたことを暴露している。また、2010年に話題になったようなニセの代表チームを派遣する行為が2度行われており、それに関わっていたと明かした。

Vanguard

ラジ・ペルマル

「私の計画は成功した。ナイジェリアは南アフリカ・ワールドカップの本大会に進んだ。私はその成功における影のヒーローだった。

ワールドカップにナイジェリアとホンジュラスを出場させることは自分にとっての成功であった。私は2つのチームを本大会に導いた。しかし、それは誰にも話さなかった」

なお、2010年ワールドカップ本大会でも審判の買収を行おうとしたものの、それには失敗したと書かれているという。