5月9日、『Fox Sports』は「メルボルン・ヴィクトリーは、ブラジル人MFギリェルミ・フィンクレルと契約を延長した」と報じた。期間は2年間。

ギリェルミ・フィンクレルは1985年生まれの28歳。06/07シーズンにウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズに所属した経験もある長身攻撃的MF。

現在セレッソ大阪に所属しているオーストラリア代表MFミッチ・ニコルスのサブ的な存在であったが、ライバルの移籍後はレギュラーに定着。前任者以上の活躍を見せ、後半戦だけで6ゴールを奪った。シーズン12アシストという結果も残している。

メルボルン・ヴィクトリーは今夏DFアダマ・トラオレが欧州への挑戦を宣言して退団することが決定している。

しかしその一方で、今季レギュラーシーズンとグランドファイナルをともに制覇した完全王者ブリスベン・ロアのエースFWベサルト・ベリシャの獲得が近いと言われており、そうなればAリーグ最高レベルの攻撃陣が形成される可能性が高い。

『Fox Sports』

ギリェルミ・フィンクレル

「メルボルンでの最初のインタビューでも言ったけど、私はできる限りここでプレーしたい。2年経っても変わらないよ。

他のオファーもあったけど、希望はヴィクトリーに残ること。クラブもファンも愛しているし、誰もが素晴らしい。

本当に幸せだ。今シーズンは素晴らしい時間を過ごしたし、うまくいけば来季はもっといい結果を残せる。グランドファイナルに進出するだけでなく、10周年という節目にチャンピオンシップを獲得できる。

私はベサルト(・ベリシャ)とプレーできることを楽しみにしているよ。とてもいいプレーヤーだ。試合を決められるし、ゴールを重ねられる。うまくいけば、アタッキングサードでいい連携を作れるはず。

彼をサポートする役割は魅力的だ。彼の9番としての仕事は点を取ること。僕はアシストだ」

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