5月24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝。史上初の同都市対決となったカードは、アトレティコが先制してロスタイムにまで持ち込むも、最後にレアルが追いつき、延長線で逆転するという劇的な結末を迎えた。
この試合の観戦に訪れていたラウール・ゴンサレスは、試合後に両チームを賞賛し「僕の心はマドリーにある」と話したと『Inside』が報じた。
ラウール・ゴンサレスはレアル・マドリーのレジェンドとして知られるが、ユース時代にはアトレティコ・マドリーの下部組織に所属していたことでも有名である。
ラウール・ゴンサレス
「私はみんなを祝ってきたよ。3度優勝した素晴らしい時代を思い出したよ。あの時はたくさんの苦しみもあったが、最終的にはそれを経験する価値があった。
今季、我々はアトレティコ・マドリーに敬意を示さなければならない。彼らは大きなライバルだった。しかし、レアル・マドリーは最後の時まで戦い続け、ゴールを奪った。
僕の心はマドリーにある。僕は若いころアトレティだったからね。
(引退は? そしてセカンドキャリアは?)
カタールでプレーし続けるか、それとも他の何処かに移るか、考えなければならないね。その時が来れば、私は指導者になるつもりだ。しかし、まだフットボールのプレーを楽しんでいたいんだ」