6月3日、『Skysports』は「クラブからeメールで契約解除を伝えられたノルウェー代表DFブレーデ・ハンゲランは、フラムの姿勢を強く批判した」と報じた。
ブレーデ・ハンゲランは1981年生まれの32歳。アメリカ生まれであるが幼少期にノルウェーに帰国した経験を持ち、2002年から同国の代表選手として活躍してきたセンターバックである。
2008年1月にコペンハーゲンからフラムに加入したハンゲランは、これまで6年半同クラブでプレーし、公式戦267試合に出場、12ゴールをあげてきた。
しかし、今季フラムはプレミアリーグから二部へ降格。それに従って、ハンゲランの残っている契約を破棄するオプションを行使。その事実が3日eメールでハンゲランに通知されたという。
ブレーデ・ハンゲラン
「本日、私は悲しい知らせを受けた。フラムが自分の契約を解除するというオプションを行使し、それが直ちに有効であるという通知を。
私は、このeメール以外には何の説明も受けていない。クラブとのミーティングはなかったし、議論すらしていなかった。これまで6年半忠実に、一生懸命働いてきた。数年間はキャプテンも務めた。こんな扱いをされたことに対しては、言葉に出来ないほど失望した。
私は素晴らしかったフラムのファンに感謝したい。私のキャリアの最高の時間を共有させてくれた。クレイヴン・コテージで白いシャツを着れたことを誇りに思う。
言うまでもなく、私はまだフットボーラーとして多くの力を残している。自分のキャリアの新章が始まることを楽しみにしているよ」
なお、批判されたフラムは公式ツイッターで「正しい方法によって通知された」と非礼な行為をしたことを否定している。