今大会のグループステージ最大の因縁といえば、ほぼ全ての人がこの一戦のことを挙げるだろう。

マッチナンバー3、グループBの初陣スペイン対オランダである。

アンドレス・イニエスタのゴールで雌雄を決したヨハネスブルクの夜から実に1433日。ついに今夜、両チームが互いの意地とプライドを懸け大一番に挑む。

世界中から注目が集まるこの試合だが、4年前に敗れたオランダ代表の公式Twitterアカウントが、なかなかセンスあるイラストを披露している。

そこに描かれていたのは、オランダサッカー協会(KNVB)のモチーフにもなっているライオン。

牙はオランダのイメージカラーでもあるオレンジ色で、"¡ESPAÑA PREPÁRATE!(スペインよ、準備はできている!)"のキャプションで因縁の相手に挑発をかましたのであった。

このメッセージのポイントは、わざわざスペイン語で記されていることであろう。これは明らかにスペイン人に向けたメッセージであり、協会を通してこういったことが行われているあたりに、4年前の傷は癒えていないのだと想像する。

ちなみにこちらのツイート、KNVBも同時に投稿している。

グループステージ第1節最大の注目カード、スペイン対オランダの試合は日本時間6月14日(土)午前4時よりNHK系列で生中継予定。

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