7月1日、『getfootballnews』は「リールに所属しているセルビア代表DFマルコ・バシャは、レネ・ジラール監督にローマへの移籍を許可してくれるよう求めた」と報じた。

マルコ・バシャは1982年生まれの31歳。2005年には松井大輔選手とともにル・マンでプレーしていたことでも知られているセルビア代表DFである。2011年にル・マン時代に指導を受けたルディ・ガルシア監督に誘われてリールに移籍した経験を持つ。

今夏モロッコ代表DFメフディ・ベナティアを失う可能性が示唆されているローマは、その場合に備えて最終ラインの強化を行う必要性があり、そのためルディ・ガルシア監督と旧知の仲であるマルコ・バシャに興味を持っているという。

一方でリールは、1月にセバスティアン・コルシアの移籍がリーグによって認められないという状況になるなど、経済的に不安定なところがあると言われている。フランスの税制が変更になることもあり、バシャの移籍金と予想されている300万ユーロ(およそ4億2000万円)がクラブの助けになるとも考えられている。

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