7月7日、『Sportmediaset』は「イタリア・セリエAのインテルに加入すると報じられているアレシャンドレ・パトは、給与面の問題で交渉が止まっている」と報じた。
かつてACミランで若くして鮮烈なプレーを見せたアレシャンドレ・パトは、その後度重なる怪我に苦しみ、2013年1月にコリンチャンスへと移籍した。
しかしブラジル全国選手権ではコンスタントに出場を重ね、2012-13シーズンは30試合に出場し9ゴールを記録している。今年2月にはジャジソンとの交換でサンパウロにローン移籍し、これまでの8試合で2ゴールを獲得した。
風向きが変わったアレシャンドレ・パトは今夏イタリアでの再挑戦を望んでおり、かつて所属したACミランのライバルであるインテルと交渉を進めていると報じられていた。
しかし、記事によればこの両者の交渉は給与の額を巡ってまだ差が埋まらない状況にあるという。パトは現在ブラジルで350万ユーロ(およそ5億円)を受け取っているものの、インテルはそれほどの額を支払うことには消極的で、どちらかに何らかの妥協がない限り合意に至ることはないようだ。