7月9日、『朝鮮日報』など各メディアは「韓国代表監督を務めているホン・ミョンボ氏が記者会見を開き、自ら職を退く考えを明らかにした」と報じた。
現在行われているワールドカップに出場した韓国代表チームは、初戦でロシアに引き分けたものの、アルジェリア、ベルギーに連敗し、グループ最下位で大会を去った。ホン・ミョンボ監督の契約はまだ残っていたが、今回成績不振の責任を取って辞任することになった。
なお、7月7日にはワールドカップ前の4月に高級住宅街の土地を購入したという報道、敗戦の後に飲み会が開かれたという話題についても釈明を行っている。
メディアでは後任についても話されており、外国人監督、あるいはファン・ソンホン氏(浦項スティーラース)、チェ・ヨンス氏(FCソウル)を任命する可能性も示唆されている。
ホン・ミョンボ 韓国代表監督
「国民を失望させてしまい申し訳なく思う。多くのミスや誤りがあり、私のために誤解を生じさせてしまった。そのような点においても、私は成熟していなかったといえる。重ねてお詫びしたい。
1990年に選手としてこのチームに入り、監督を務め、24年間を韓国代表で過ごしてきた。今日をもってこの場を離れたい。
仁川空港に降り立った時にすぐに辞任を表明しなかったのは、すべての批判を受け止める必要があると思ったからだ。アルジェリア戦、そしてベルギー戦の前後には辞任を考えていた。ワールドカップ中の競技力などすべてを自分で考えて決定した。あの時点では最善の判断だと思ったが、多くのミスがあった。重ねて国民とサッカーファンにお詫びしたい。
(土地や飲み会の問題について)
トレーニングキャンプを出て土地を購入したというニュースは間違いだ。恥じるようなことはしていない。飲み会については、若い選手は敗北のショックが大きすぎたので、その部分を盛り上げてやりたかった。しかし、結果的には軽率であったという気もしている」