7月21日、『Skysports』は「ホンジュラス代表MFウィルソン・パラシオスは、カタールSCへの移籍が直前で破談となった」と報じた。
ウィルソン・ロベルト・パラシオス・スアソは1984年生まれの29歳。2007年にオリンピアからバーミンガム・シティに移籍し、その後はイングランドでプレー。ウィガン・アスレティック、トッテナム・ホットスパーで活躍を見せ、2011年からはストーク・シティに所属している。
ホンジュラス代表の中心選手であり、先日まで行われていたワールドカップにも出場。フランス戦では退場処分を受けたことで話題となった。
彼は今夏カタール・スターズ・リーグのカタールSCからオファーを受け、先日はクラブからも公式リリースが出されており、メディカルチェックのために現地を訪れていることまで報じられていた。
#Honduras national team player and Stoke City "Wilson Palacios" in Doha for joining Qatar Sport Club pic.twitter.com/VKJM66Ii4Y
— نادي قطر الرياضي (@QatarSportClub) 2014, 7月 18
しかしカタールSCは公式ツイッターで「ウィルソン・パラシオスはメディカルチェックに合格しなかった」と発表し、ストーク・シティに返されることが決定。
Qatar Sports Club overlooked to sing with
#Honduras notional team player "Wilson Palacios" because he didn't pass the medical examination
— نادي قطر الرياضي (@QatarSportClub)
2014, 7月 20
クラブとの契約は残り一年となっており、ストークも彼とポジションが被るスティーヴン・シドウェルを獲得しているため、パラシオスは突然難しい状況に放り込まれた形となる。