7月28日、リーガ・エスパニョーラのレアル・ソシエダは「QPRからMFエステバン・グラネロを完全移籍で獲得した」と発表した。契約期間は2018年6月30日までの4年間。

エステバン・グラネロ・モリーナは1987年生まれの27歳。レアル・マドリーの下部組織出身で、中盤の様々な場所をこなし高い技術を持つミッドフィルダーとして知られる。日本では村上春樹の著書を愛読していることでも有名。

2012年にレアル・マドリーからQPRに移籍していたが、チームはその年に降格。そのため昨季はレアル・ソシエダに貸し出されていたが、右ひざ前十字靭帯を断裂したためにほとんど出場機会のないままシーズンを終え、QPRが付けていた900万ポンド(およそ15億円)という価格は支払われず一旦イングランドに戻っていた。

レアル・ソシエダはフランス代表MF アントワーヌ・グリーズマンをアトレティコ・マドリーに放出したことで補強の必要性と資金が同時に生まれ、グラネロを再びチームに引き入れる方針を策定。このたび交渉が合意に至り、グラネロを再びサン・セバスチャンに呼び戻すことに成功した。


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