2012年3月に急性白血病と診断されて以降、治療を続けてきた元ブルガリア代表MFスティリアン・ペトロフ。
今年で35歳になったペトロフは『Soccer AM』に出演し、現状を語った。治療は良好に進んでいて、それもあと4か月で解放されるそう。
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— Soccer AM (@SoccerAM)
2014, 8月 16
「いい感じだよ。治療の最初の3か月以降、 寛解*にあった。あともう4か月だけだ。その後は解放(Free)される。
3か月ごとにステロイドを使っている。それと、化学療法でちょっとした発作(副作用?)があって、大きなやつがあったんだけど、遠い過去のことになるのを見て喜ぶことになるだろうね。
治療はおよそ3年になる。うまくいってるよ。最初からショックだったけど、それ(病)とともに生きると順応する。私は地獄に行って家族とともに帰ってきた。でも、まだここにいる」
そう語るペトロフは世界中から受けた全てのサポートに心から感謝しているという。
「全てのフットボール界から(サポート、激励を)受けた。ロシアや日本からもね。アフリカの3人の男子生徒から手紙もきたんだ」
そして、母国ブルガリアにある家族経営の運送会社はペトロフへのサポートメッセージでトラックを塗装しているんだそうで、そのことについても感謝を口にした。
「それをしてくれているのは家族で経営している、ブルガリア出身の人達なんだ。彼らは僕のキャリア全てをサポートしてくれていて、こう言った。
“あなたのために何かがしたい。あなたをサポートしたい。会社のトラックにそれ(サポートのメッセージ)を記します。あなたがまた良くなるまでそうします”
そのことには本当に感謝しているよ」
永続的であるか一時的であるかを問わず、病気による症状が好転または、ほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態を指す。すなわち、一般的な意味で完治せずとも、臨床的に「問題ない程度」にまで状態がよくなる、あるいはその状態が続けば寛解したと見なす (wikipediaより)