21日、エールディヴィジ第6節でフェイエノールト対アヤックスのデ・クラシケルが行われ、リカルド・ファン・ラインの5分に先制したアヤックスが1-0で勝利し、伝統の一戦を制した。
この夏、グラツィアーノ・ペッレ(サウサンプトン)、ステファン・デ・フライ(ラツィオ)、ブルーノ・マルティンス・インディ(ポルト)、ダリル・ヤンマート(ニューカッスル)と多くの主力が移籍したこともあってか、開幕5試合でわずか1勝と苦しむ昨季2位のフェイエノールト。一方、4連覇中の王者アヤックスもピリッとせず、開幕前のスーパーカップでズヴォレに敗れると、リーグでもここまで3勝2敗という成績。好調PSVを逃がさないためにも、両者にとって重要な試合となった。
そして今季最初のデ・クラシケルで決勝点となったのが、このファン・ラインの見事なフリーキック。
移籍期限最終日となった9月1日、アヤックスから移籍してきたフェイエノールトの守護神、ケネト・フェルメールもどうすることもできず。試合はその後、ホームのフェイエノールトが優勢に進めたが、シュートが何度もクロスバーに阻まれるなど運がなく、悔しい敗戦を喫した。
なお、試合を中継したFOX Sportsは、こんな見事なカメラワークでデ・クラシケルの雰囲気を伝えている。
元アヤックスのフェルメールをこれでもか!と追い回している。