リヨンの会長、ジャン・ミシェル・オーラスは、かつてカリム・ベンゼマがマンチェスター・ユナイテッドよりレアル・マドリーへの移籍を望んだ事を明らかにした。
2009年にリヨンからレアル・マドリーへ移籍したベンゼマ。当時からマンチェスター・ユナイテッドの方がレアル・マドリーよりも高額のオファーを送ったと言われていたが、それが事実であった事を認めている。
「彼は常にレアル・マドリーでプレーすることを夢見ていた。移籍が実現する段階となった時、彼は意思に反する事を望まなかったんだ」
「マンチェスター・ユナイテッドからの提案の方が上回っていたが、我々は彼に行きたい所へ行ける機会を与えることを申し出たんだ」
当時フランスリーグで隆盛を誇っていたリヨン。商売上手なオーラスは活躍した選手を高額な移籍金で売却していたが、ベンゼマの希望を叶える選択をするという親心を示していたようだ。