10月28日、『MARCA』は「先日行われたレアル・マドリーとのエル・クラシコに起用されたバルセロナのメンバーは、この週の最高齢チームだった」と報じた。

先週末のレアル・マドリー戦で3-1と敗れてしまったバルセロナ。左サイドバックに突然ジェレミ・マテューを起用するなど手を打ったルイス・エンリケ監督であったが、今季初の失点を喫するとともに、現在の力の差を見せつけられる内容となった。

バルセロナは若手育成に長けたクラブとして知られ、ユース寮であるラ・マシアは世界最高クラスの施設であると言われている。現に今季もムニール・アル・ハッダーディが台頭するなど、才能を開発し続けている。

しかし、エル・クラシコという大舞台でピッチに送り出されたのは平均年齢30歳に近い経験豊かなメンバーであった。


▽バルセロナ

ブラボ:1983/4/13 31歳と197日

マテュー:1983/10/29 30歳と364日

ダニ・アウヴェス:1983/5/6 31歳と174日

ピケ:1987/2/2 27歳と267日

マスケラーノ:1984/6/8 30歳と141日

イニエスタ:1984/5/11 30歳と169日

チャビ:1980/1/25 34歳と276日

ブスケツ:1988/7/16 26歳と103日

メッシ:1987/6/24 27歳と125日

スアレス:1987/1/24 27歳と276日

ネイマール:1992/2/5 22歳と265日

→ 平均年齢:29歳と82日


これはリーガ・エスパニョーラ第8節で最も平均年齢の高いチームで、ベテランの多い2位のレバンテよりも152日多い数値であった。なお、最も若かったのはバレンシアの24歳と308日であったとのこと。

黄金時代を支えたメンバーが多く残っていることに加え、大きな補強が27歳のルイス・スアレスであったことが響いているようだ。しかしその分ベンチにはラキティッチやセルジ・ロベルト、バルトラ、ムニールなど若い選手がおり、ルイス・エンリケ監督には今後数年間で選手の入れ替えを行っていくという大きな仕事が待っていそうだ。

なお、対戦したレアル・マドリーは27歳と75日という内容となっている。


▽レアル・マドリー

カシージャス:1981/5/20 33歳と160日

セルヒオ・ラモス:1986/3/30 28歳と211日

ペペ:1983/2/26 31歳と243日

マルセロ:1988/5/12 26歳と168日

カルバハル:1992/1/11 22歳と290日

モドリッチ:1985/9/9 29歳と48日

クロース:1990/1/4 24歳と296日

ハメス・ロドリゲス:1991/7/12 23歳と107日

イスコ:1992/4/21 22歳と189日

クリスティアーノ・ロナウド:1985/2/5 29歳と264日

ベンゼマ:1987/12/19 26歳と313日

→  平均年齢:27歳と75日


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