9日に行われた米MLSのウェスタン・カンファレンス準決勝2ndレグ、LAギャラクシー対レアル・ソルトレイクの試合で、元アメリカ代表ランドン・ドノヴァンがハットトリックを達成した。
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前半10分に味方のコンビネーションプレーからヘディングで先制ゴールを決めると、2点リードの後半10分には電光石火のカウンターからロビー・キーンのスルーパスを受け、GKを交わして左足で追加点。4-0で迎えた後半27分には、浮き球のパスを右足ダイレクトで合わせた。
ブラジルW杯での落選から間もなく今シーズン限りでの現役引退を発表し、先月のエクアドル戦で代表引退試合を行ったドノヴァン。しかしこの試合では全盛期を彷彿とさせる走力を披露し得意のカウンターから鮮やかにゴールを記録するなど、ヘディング、左足、右足とバリエーション豊かなゴールでハットトリックを達成した。これでレギュラーシーズンと合わせて今シーズン14点目である。誰もが「まだまだやれる」と感じているはずだが、本人の気持ちは揺るぎないのだろうか。
試合はLAギャラクシーがレアル・ソルトレイクを5-0で下し、2試合合計でも5-0でカンファレンス・ファイナルへの進出を決めた。決勝の相手はシアトル・サウンダーズとFCダラスの勝者となる。