本日、19時35分により愛知・豊田スタジアムで行われる日本代表とホンジュラス代表。

両者の対戦と言えば2012年のロンドン五輪でこそ0-0の引き分けに終わっているが、A代表では過去2戦、3-3に5-4と2試合で実に15ゴールが生まれる撃ち合いとなっている。今日もまた、たくさんのゴールが生まれるのだろうか。

それは兎も角として、ホンジュラス戦といえば何といってもこのゴールであろう。

中村俊輔(現横浜F・マリノス)の伝家の宝刀、左足のプレースキック。これまで数々のFKを決めてきた俊輔だが、自国開催のW杯を目前に控えた2002年5月に行われたホンジュラスとの強化試合では珍しくコーナーキックを直接叩き込んだ。

元ウルグアイ代表アルバロ・レコバなどが得意とし、“オリンピック・ゴール”などとも称されるコーナーからの直接ゴールは、言うまでもなく職人レベルの高等技術を要し、滅多に見られないものである。俊輔はこの後、W杯メンバーから涙の落選となってしまったが、このゴールは人々の記憶に残り続けている。

余談だがこの試合で俊輔にセットプレーから2ゴールを許し前半で代えられてしまったホンジュラスのGKは、今日の試合で先発起用が予想されるドニス・エスコバルの若かりし頃であった。当人には苦い思い出であろうが、今日の試合でも彼を脅かすそんな素晴らしいゴールを期待したいところだ。

なお、“オリンピック・ゴール”の由来に関してはこちらの記事をご覧いただきたい。 → アウトサイドでコーナーを直接ゴラッソ!

2002年のハイライト

2005年のハイライト

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