トルコはEURO予選でカザフスタンを3-1で下した。

この試合でトルコ代表のゴールマウスを守ったのは今年代表デビューしたばかりの26歳のヴォルカン・ババジャン(イスタンブル・バシャクシェヒル)。 フェネルバフチェのベテラン守護神ヴォルカン・デミレルは出場しなかった。

その理由について、『ligtv』が興味深い話を伝えている。 この試合はガラタサライのホーム、トルコ・テレコム・アリーナで行われたのだが試合直前のウォーミングアップ中にヴォルカン・デミレルはゴール裏のサポーター数人から暴言を浴びていたという。 (言うまでもなくヴォルカン・デミレルはガラタサライの宿敵、フェネルバフチェの所属である)

「だまれ」というジェスチャーを見せたヴォルカン・デミレルだったが、それでも暴言が続くと「やめた」とばかりのGKグローブを両手から外し、アルペルGKコーチとともにロッカールームに下がっていった。 映像を見るとガラタサライサポーターだけでなくブルサスポル?のサポーターの姿もある。

UEFAのHPによれば、この試合にヴォルカン・デミレルはベンチ入りもしていない。 テリム代表監督は「試合全体を我々が支配していた。素晴らしい前半をプレーした」と試合結果にご満悦だったが、今後の動向が注目される。

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