現地時間9日、ラウール・ゴンサレスがニューヨーク・コスモスの加入記者会見に出席し、意気込みを語った。
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#WelcomeRaúl Cosmos Country! pic.twitter.com/eIkqnCw44x
— New York Cosmos (@NYCosmos)
2014, 12月 9
「スペインの至宝」と呼ばれ、レアル・マドリーの象徴として認知されているラウール。2010年にマドリーを退団して以降は2シーズンの間シャルケでプレーし、その後はカタールのアル・サードに在籍。そしてこの度、37歳という年齢でNASL(アメリカ・ノースアメリカン・サッカー・リーグ)のニューヨーク・コスモスに移籍することが決定した。
ラウールは「ニューヨーク・コスモスの偉大なる歴史を築き続け、素晴らしい将来に貢献できることを望んでいる」と話し、引退後に携わることになる育成プログラムについても言及。チームで背負うことになる背番号もお披露目となり、プロキャリアを通してこだわり続けた背番号7が手渡された。
そんなラウールにとってニューヨーク・コスモスは、プロキャリアで4クラブ目のチーム。これまでピッチ内外で様々な経験をしてきたラウールだが、この日の加入記者会見ではちょっと珍しいシーンがあった。それは、ラウールが『NIKE』のシャツとともに現れたことだ。
Let's all welcome Raúl to New York City and to the
@NYCosmos family. #WelcomeRaúl pic.twitter.com/I1wNHdMqhW
— Pelé (@Pele)
2014, 12月 9
ラウールが長く在籍したレアル・マドリーでは、1998年以降『adidas』とユニフォームサプライヤー契約を締結している。その後に移籍したシャルケのユニフォームも『adidas』製であり、ラウールがいた頃のスペイン代表のユニフォームもずっと『adidas』のものだった。
アル・サードでは『Burrda』のユニフォームを着用してきたが、ラウールは『adidas』のスパイクを愛用するなど個人的にスポンサー契約も結んでおり、「ラウール=adidas」というイメージはひときわ強い。
しかし、ラウールが新たに所属することになるニューヨーク・コスモスのユニフォームサプライヤーは見ての通り『NIKE』である。こうして、おそらくかなり珍しい形で『NIKE』のシャツを着たラウールがお目見えとなったのだ。
Here's an exclusive behind-the-scenes look as we prepare for Raúl's
#NYCosmos unveiling... #WelcomeRaúl pic.twitter.com/fZeds6nG0F
— New York Cosmos (@NYCosmos)
2014, 12月 5
PSGっぽいジャージ。
Our contest winner Rylee - who won a spot in tonight's
@cosmostdp Youth Soccer Clinic with Raúl. #CosmosCountry pic.twitter.com/AlI2AJd3cn
— New York Cosmos (@NYCosmos)
2014, 12月 10
これまでプロキャリアの中で、『NIKE』のユニフォームを着て試合に出たことはあるのだろうか。おそらくはあったとしてチャリティマッチくらいだろう。どことなく不自然に見えるこの組み合わせも、今後馴染んでいくのであろうか。
少年少女とリフティング。やっぱり左足でのボールコントロールが大好きなラウールでした。