ついに開幕したAFCアジアカップ2015。

開幕戦はホスト国であるオーストラリアが4-1でクウェートに勝利。セットプレーから先制を許す苦しい展開となったが、前半のうちにあっさりと逆転に成功する。さらには後半2点を積み重ね、大歓声の中試合終了のホイッスル。見事な逆転劇でオープニングマッチに勝利している。

BSでの放送、また金曜日開催ということで日本ではそこまで視聴者は多くなかったはずだが、この開幕戦で気になった点をまとめてみようと思う。


1. 意外と寒い

南半球の冬ということでそれなりの暑さが予想される今大会。

いかし、NHK BS1の中継が始まり現地から様子を伝えた実況の曽根優氏によれば、「暑いと聞いていたけれど、寒いですね」とのこと。曽根氏とともに、解説の福西崇史氏とともに上着を羽織っていた。

今大会の試合会場となる5都市のうち、最も南部に位置するメルボルン。試合中は雨も降り、20度ほどであったという。観戦の際にはちょっとした注意が必要かもしれない。

すぐ南にヤラ川という河川がある影響か、白いカモメも数羽確認済み。


2. スパイダーカムを起用

もはや世界的イベントでは定番ともなったスパイダーカム。今大会でも使用されているらしい。


3. 様々なデータをリアルタイム活用

グローバルなコンペティションではこちらも当たり前となったリアルタイムでのデータ解析だが、アジアカップでもついに本格化し始めたらしい。


こちらは試合終了直後にAFCがリリースしたオーストラリア代表のスタッツ。パス成功数タックルの数などが網羅されており、"Match Centre"では22選手+交代選手のヒートマップなどのデータも掲載。

ある一定期間を区切り、エリア別のポゼッションも定期的に配信していた。

ただし、アプリはすぐ落ちる。そこだけ改善お願いします。

※アジアカップ公式アプリのダウンロードはこちらからどうぞ。


4. 大会公式Twitterアカウント日本語版が超積極的

最も印象に残ったのがこれ。AFCの中では、当然日本語は共通言語ではない。しかし、英語アカウントに負けずとも劣らない量の情報を提供し、リアルタイムに試合の様子を伝えていた。

おそらく優秀な人材を雇い、相当な熱量での更新を指示しているはずだ。


5. 分かってはいたけどやっぱりケイヒルは怖い

母国を救ったのはやはりこの男。

MF出身とは思えぬ動きでマーカーをはずし、無人のゴールに先制点を流し込んだ。日本代表も注意せねば・・・。

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