1月8日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは「元スペイン代表GKビクトル・バルデスと契約した」と公式発表した。
契約期間は18か月で、さらに延長が可能なオプションが付随しているとのことである。
ビクトル・バルデスは1982年生まれの32歳。バルセロナの下部組織で育成され、2002年にトップチームにデビュー。
ロベルト・ボナーノ、リュシュトゥ・レチベルなどとのポジション争いで勝利する形でレギュラーを獲得し、2003年からは長らく同クラブのゴールマウスを守ってきた。
昨年には契約満了とともにチームを離れることを宣言。ところが靭帯を断裂する大怪我を負ってしまい、その結果入団が決定的であったモナコとの契約も叶わず、その後噂になったリヴァプールとの交渉も決裂。
先日はマンチェスター・ユナイテッドに練習参加しながらコンディションを整え、新しいクラブを探していると報じられていた。
元々マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、ビクトル・バルデスの練習参加について「契約するつもりはない」と話していたが、最終的にはその言葉とは全く反対の結末を迎えることになった。