14日にウルグアイで開幕したU-20南米選手権。

大会2日目となる15日に行われたブラジル対チリの試合で、チェルシーが保有権を持つチリ人DFクリスティアン・クエバスがFKで鮮やかにゴールを決めた。

ゴラッソ!!

小柄な体を生かした鋭いドリブル突破が魅力の左サイドアタッカー、左サイドバックのクエバス。

2年前のU-20南米選手権、U-20W杯に飛び級で選ばれ、同年7月に国内のオイギンスからイングランドの強豪チェルシーに買い取られた逸材である。

すぐにルーカス・ピアゾン(現フランクフルト)らと共にハーフナー・マイクらの所属するオランダ1部・フィテッセへレンタルに出されたが、全く出場機会を得られず、半年で同2部のFCアイントホーフェンへ。ここでは15試合に出場したものの、昨夏、今度は母国のウリベルシダ・デ・チレに貸し出され、そこでもベンチ入り1試合に留まると、今年に入りチェルシーのリザーブチームへ戻っていた。

この2年間、ほとんどトップチームで活躍できず、期待も萎んでしまっているクエバスだが、代表チームでの活躍により再び輝きを取り戻せるだろうか。

なお、試合はマルコス・ギリェルミの2ゴールによりブラジルが2-1でチリを下している。

また、第2試合の地元ウルグアイ対コロンビアの試合は、ウルグアイが試合終了間際にゴールを決め1-0で勝利している。

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