日本代表MF、香川真司の所属するドルトムントの補強候補にエヴァートンのベルギー代表MF、ケヴィン・ミララスの名前が浮上した。
『People』によれば、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が後半戦の巻き返しのために獲得を希望しているとのこと。昨季はバイエルンに次ぐ2位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したドルトムントだが、今季は開幕から低迷を続けており、折り返しの17節を終えた時点で17位と降格圏に沈んでいる。
クロップは中盤の強化を望んでおり、エヴァートンとの契約が残り18ヶ月のミララスに注目しているという。クロップはミララスが2012年の8月にオリンピアコスからエヴァートンに移籍する前にも興味を示していたが、迅速に動くことができず、デイヴィッド・モイーズ前エヴァートン監督が600万ポンド(およそ10.7億円)を支払って獲得している。
もしミララスが加入すれば、香川にとっても脅威の存在となるだろう。ミララスは攻撃的なポジションであればどこでもそつなくこなす事のできる選手。ポジション争いは熾烈になり、出場機会を得るのが難しくなるかもしれない。
なお、ミララスについてはアトレティコ・マドリーも興味を示していると『People』は報じている。