日本人選手、大迫勇也と長澤和輝が在籍するFCケルン。先週末、ホームでアイントラハト・フランクフルトと対戦した。

ケルンからは大迫が、フランクフルトからは乾貴士が途中出場したこのゲーム。試合は大迫の得点などで4-2とケルンが勝利したのだが、ゴール以上に注目を集めたシーンがあった。

大迫にとってはパートナーでもありライバルでもあるFWアントニー・ウジャーが82分に4点目となるゴールを決めたのだが、そのパフォーマンスが少々過激であった。

勝ちを確実にするゴールをあげ、喜ぶウジャー。すると次の瞬間、ピッチ横にいたヤギの両角をおもむろに引っ張ったのだ。

現地では「やりすぎなのでは?」という声も。

しかし、「なんでピッチにヤギが・・・?」と思われた方もいるかもしれない。実はこのヤギ、ケルンのマスコットなのだ。

Jリーグなどではクラブマスコットは架空のキャラクターとして着ぐるみが登場するが、ケルンのマスコットは本物のヤギ。現在はヘンネス8世がクラブのマスコットを務めており、飼い主と共に試合の行方を見守っていたのだが・・・ウジャーに手荒く扱われてしまった。

試合後ウジャーは自身のFacebook上で「完璧な夜だった」とコメント。そして、やはりさすがに反省したのか「ヘンネス、ごめんね」とメッセージを記した。テンションが高まったのは分かるが、動物にはもう少し優しく接するべきだったかもしれない。

ちなみにこの試合の直後の10日、ヘンネス8世は誕生日を迎えた。

ケルンでは記念の式典が行われたのだが・・・

ウジャーももちろん参加。すでに和解済み?

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら