25日(日本時間26日早朝)に行われた国際親善試合で、1月のアジア杯を制したオーストラリア代表が敵地でW杯王者ドイツ代表に大善戦を繰り広げた。
試合はケディラのワンボランチ+3バックを採用したドイツが前寄りの姿勢だったため、決定機の多いオープンな展開となった。
序盤、ジェディナクのパスミスを起点としたカウンターアタックからサミ・ケディラが持ち上がり、その折り返しをマルコ・ロイスが決めてドイツが先制。
しかし前半終了間際にスローインからジェームズ・トロイージがヘディングで押し込みオーストラリアが同点に。
オーストラリアは後半早々、マイル・ジェディナクが直接フリーキックを決めて勝ち越しに成功すると、バランスを欠く世界王者相手に大金星か……と思われた。
しかしドイツも意地を見せ、終盤、途中出場のルーカス・ポドルスキが左サイドからの折り返しをファーサイドで合わせて追い付き、そのまま2-2の引き分けに終わっている。
大善戦のオーストラリアは30日にマケドニア代表と、苦しい展開を強いられたドイツは29日にアウェイでユーロ予選、グルジア代表と対戦する。