4月11日に行われた東京ヴェルディ対FC岐阜の試合で、自身初のハットトリックを決めたFW難波宏明。
14分にPKを決め、19分と27分にもゴールを追加。電光石火でリードを広げていった。
そして、実はこれは彼自身の初ハットというだけでなく、調べてみるとJリーグ+ナビスコカップを合わせても発足以来の最速記録だったようだ。
今年新しくなったJリーグ公式サイトのデータ集を紐解いてみると、これまで試合開始から最も早い時間でハットトリックが達成されたのは1997年8月6日に行われた横浜マリノス対ガンバ大阪で決まったバルディビエソの28分。
ということは、難波の記録はそれを1分更新するJリーグ最速記録となった可能性が高い。
なお、これまでの2位は2002年7月24日の福岡対セレッソ大阪で達成された江口倫司の29分。それに次ぐのは2004年3月27日の名古屋対ガンバ大阪戦のウェズレイ、2004年5月2日の甲府対水戸のバロンが決めた30分であったようだ。