4月21日、『AFP』や『SABC』など各メディアは「元南アフリカ代表MFジョン・モシューは、癌のために21日に死去した」と報じた。

ジョン・レシバ・モシューは1965年生まれの享年49歳。1993年に南アフリカ代表に初招集を受け、その後4度のアフリカネイションズカップ、1997年コンフェデレーションズカップ、1998年ワールドカップに出場してきた「シューズ」の異名をとった伝説的な司令塔である。

41歳まで名門カイザー・チーフスでプレーし、その後アマズルで43歳まで現役を続けて引退。しかし2010年に下部リーグのクラブを自ら買い取って現役復帰し、昨年までプレーを続けていた鉄人でもあった。

しかし昨年5月、48歳で再び現役引退を発表した後は体調不良に悩まされ、今年2月には深刻な状態で病院に入院したと報じられた。

一旦は回復したと報じられていたがその後再び病状が悪化し、昨日ヨハネスブルクのモーニングサイド病院で息を引き取ったとのことである。

病名はこれまで発表されていなかったものの、癌との長い戦いをしていたことも明かされた。

南アフリカでは昨年現役代表GKセンゾ・メイワが強盗に射殺されており、今年に入ってからもフリー・ステート・スターズのFWリチャード・ヘニェカネが交通事故で死亡するなど訃報が相次いでいる。

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