先週末、25度目のリーグ制覇を決めたバイエルン。

28日にはDFBポカール準決勝ドルトムント戦が、来週ミッドウィークにはUEFAチャンピオンズリーグ準決勝バルセロナ戦1stレグが控えており、「三冠」をかけた大一番が続く。

今シーズン、三冠の可能性を残すチームはヨーロッパでも少ない。ユップ・ハインケス監督の下2012-13シーズンにもトレブルを達成したバイエルンだが、シーズンをより充実したものにするため一丸となって狙いにくるはずだ。

そんなバイエルンに関するちょっとおもしろい話を、スペイン『Mundo Deportivo』が伝えている。なんでもバイエルンはCL優勝をにらみ、祝勝会を行うタワーをすでに予約しているのだという。

3つのコンペティションの中で、最も遅くに最終節(決勝戦)が行われるのがCLである。今シーズンは6月6日に開催予定であり、仮にバイエルンがCL決勝に進出すれば、2014-15シーズンのラストマッチはこの試合になる。

また、今シーズンのファイナルはベルリンで行われるため、唯一のドイツ勢であるバイエルンにとってはおひざ元。祝勝会も盛大に行いたいようで、準決勝が始まるこの段階ですでに優勝セレモニーを行う場所を予約したのだという。

ドイツ『Bild』によれば、バイエルンが予約したのはポツダム広場にあるアートリウム・タワー。

このタワーはベルリン市内で10番目に高いタワーであり、高さは107mにもおよぶという。やや気が早いような気もするが、欧州制覇に向け事前準備はバッチリであるようだ。

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